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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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CREATE MATERIALIZED VIEW

CREATE MATERIALIZED VIEW文は、SelectQuery句で指定された表に対するビューを作成します。ビューを作成するために使用された元の表は、ディテール表と呼ばれます。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはDDL権限が必要です。

SQL構文
CREATE MATERIALIZED VIEW ViewName AS SelectQuery
[PRIMARY KEY (ColumnName [,...])]
[UNIQUE HASH ON (HashColumnName [,...])
PAGES = PrimaryPages]
パラメータ

CREATE MATERIALIZED VIEW文には、次のパラメータがあります。

ViewName
新しいビューに割り当てる名前を指定します。
SelectQuery
ビューで使用される、ディテール表の列を選択します。ビューに対して索引を作成することも可能です。
ColumnName
作成されるビューの主キー列の名前を指定します。主キーには最大16列を指定できます。ビュー表の結果列の名前は、一意である必要があります。表または所有者の要素を列名の定義に含めることはできません。
HashColumnName
ビューに定義された列をこの表のハッシュ・キーに含めます。ハッシュ索引に指定された列は、主キーに指定された列と同じである必要があります。
PrimaryPages
表の想定ページ数を指定します。この数値に基づいて、ハッシュ索引用に作成されるハッシュ・バケットの数が決まります。最小値は1、最大値は268,435,256(228/256)です。想定したページ数が少なすぎると、パフォーマンスが低下します。詳細は、「CREATE TABLE」を参照してください。

説明

ビューとディテール表の制限事項

MATERIALIZED VIEW問合せの制限

ビューの定義に使用される問合せには、いくつかの制限があります。

例13.28

customer表とbookOrder表の列からマテリアライズド・ビューを作成します。

CREATE MATERIALIZED VIEW CustOrder AS 
SELECT custNo, custName, ordNo, book 
FROM customer, bookOrder 
WHERE customer.custNo=bookOrder.custNo; 
例13.29

t1表のx1およびy1列からマテリアライズド・ビューを作成します。

CREATE MATERIALIZED VIEW v1 AS SELECT x1, y1 FROM t1 
PRIMARY KEY (x1) UNIQUE HASH (x1) PAGES=100; 
例13.30

t1とt2の列x1およびy1の外部結合から、マテリアライズド・ビューを作成します。

CREATE MATERIALIZED VIEW v2 AS SELECT x1, y1 FROM t1, t2 
WHERE x1=x2(+); 
関連項目

CREATE TABLE
CREATE VIEW
DROP VIEW